A-7D's Page
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152d TFTS / 162d TFG
↑ 1982年3月に撮影された単座型のA-7D/71-0330。最上段の写真と同じ機体であるが、迷彩パターンが異なる。背中にもっこりと盛り上がっている部分が、A-7D/Kの特徴でもある空中給油口。海軍型のA-7A/Eと違い空軍のフライングブーム式給油機に対応するために改造された部分である。
アリゾナ州空軍第152戦術戦闘訓練飛行隊(152d TFTS)が、それまで使っていたF-100DからA-7Dに更新を始めたのは1978年で、その後約15年間A-7D/Kを使用した。同飛行隊は1978年から1980年に掛けて約24機のA-7Dを受領しているが、部隊の役割が訓練飛行であった為、使用された各機の稼働率が極めて高く、他の飛行隊の機体と入れ替えながら、特定の機体に過度の負担がかからないように工夫をしていたと言われる。1981年からは、複座型のA-7Kが新品導入されて、最終的にはK型だけで20機の勢力になっている。しかし総勢40機を超えるA-7D/Kのスコードロンでは規模が大きすぎる為、新たに第195訓練飛行隊が創設され、2個飛行隊体制でで訓練を行うことになる。
↑ 1981年9月に撮影された複座型のA-7K/79-0471。前述した通り複座K型は、1981年から83年に掛けて、同飛行隊に新品20機が導入されている。白いマーベリックミサイルと空対空ミサイルのAIM-9Pのダミー弾が眩しい。
↑ 1982年4月に撮影された複座型のA-7K/79-0471。この迷彩色と複座ののっぺりとした胴体が、アナコンダ等の爬虫類を想起させるが、このグロテスクな機体のタキシングを一度撮って見たかった・・・・。
↑ 1982年6月に撮影された複座型のA-7K/80-0287。
↑ 1983年10月に撮影された複座型のA-7K/80-0289。後にお隣の州 ニューメキシコ州ホロマン空軍基地にF-117A ステルス戦闘機が配備されるが、F-117の飛行特性とコックピットが比較的A-7Dに似ていた事から、F-117部隊は殆どここツーソンでA-7D/Kの訓練を受けたパイロットで構成されていたそうである。
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↑ 同じく1979年6月に撮影されたA-7D/71-0293。まだ 当時は少なかったが、下面まで迷彩色に塗装されたオーバーラル・カモフラージュの機体である。テールレターは白色のままであるが、恐らく迷彩効果を出すため、速やかに黒に書き換えられたはずである。
↑ 1980年6月に撮影されたA-7D/75-0394。資料によれば恐らく工場から出荷されて直接同飛行隊に配属された新品の機体である。
↑ 1980年2月に撮影された152d TFTSのA-7D/69-6242。丁度 私と友人がツーソンを訪れた時期であり、オーバーラル・カモフラージュの機体も多少も見られたが、70%以上がこのようなベトナム迷彩の基本形を保っていた。機体は、メンテナンス・パネルが開いており、中の様子が見える。
↑ 1979年6月にツーソンで撮影された152d TFTSのA-7D/71-0330。我々がツーソンを訪問する半年前に撮影された写真で、まだD型だけで運用されていた時期である。
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